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Blog 2017年3月

今シーズン初の真鍋さんのホワイトアスパラ

僕の知る限り一番旨いと思う野菜、真鍋さんのホワイトアスパラ。
一番最初に収穫した採りたてを持って来てくれました。それをバターでじっくりとソテー、これはどうこう伝えるんじゃなくて食べて欲しいです。
真鍋さんのホワイトアスパラは、特別なんです。
ほかのアスパラは、化学肥料ですっと伸びたもの。
真鍋さんのは、米ぬかや多くの有機肥料そして減農薬栽培です。伸びるスピードが遅いぶん旨味をたっぷり持ってます。
他のアスパラ農家に言わせるとマネできないと言います。手間、採算がまったく合わないと。
これから約1ヶ月くらいの季節限定です。ヨーロッパでは、春を告げる野菜として、みんな心待ちにしてます。
僕は、農場まで週3、4回採りに行きますが、今年は訳あって更に手に入りにくくなってます。
ディナーアラカルトでのメニューとなります。
是非、食べに来て下さい。


オーベルジュ・ドゥ・オオイシでのパーティー

昨晩のオオイシさんのディナー、一皿一皿にボワイヨさんのワインを合わせる素晴らしいパーティーでした。
うちで生産している玄米卵も赤ワインソースと根パセリのピュレの一皿で登場。何気ないけどいい存在感のある料理でした。ありがとうございます。
料理は全て美味しく、心がこもってます。十八番のブールブランソースの甘鯛流石です。
ボワイヨさん、単独所有のピュリニー・モンラッシェクロ・ド・ラ・ムーシェール素晴らしいです。
メインの肉料理 ヴォルネイと合わせたブレス産鳩のロースト最高でした。ヴォルネイの野性味や鉄分との相性。流石シェフでソムリエでもあるオオイシシェフ。
改めてオーベルジュ・ドゥ・オオイシの地力を感じました。
ご馳走さまでした。


ドメーヌ アンリ・ボワイヨ ワインセミナー

昨日は、ブルゴーニュワインの生産者アンリ・ボワイヨ氏のワインセミナーがありました。
ランチが忙しくて、セミナーに遅れましたが、白、赤それぞれ垂直で(同じワインを生産年違いで並べて飲む)2013-2014-2015を試飲。ビンテージ(生産年)の特長や、熟成具合などこうして試飲するとすごくわかりやすいです。
2015年はいい年で、果実がよく実った感じはありましたが、オフビンテージといわれる2013年が、僕は良かった。
オフビンテージのワインこそ優良な生産者は、気を使って、考えて、手をかけます。本当に素晴らしいワインでした。あと5年もするともっと複雑味がでて、更に美味しくなります。
おいしいブルゴーニュワインを飲むには、いい生産者のワインをいい熟成の具合で飲む。
優良生産者に言われると、改めて勉強になりました。

夜は、ボワイヨとオーベルジュ・ドゥ・オオイシでパーティーです。


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